ビタミンEは脂溶性ビタミンのひとつです。
ビタミンEの主な働きは強力な抗酸化作用で、生体内では細胞膜を酸化障害から守る重要な働きを担っています。
この抗酸化作用により、活性酸素の働きを抑え、老化のスピードを遅くすることから、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
ビタミンEの効果
- 体をサビつかせる原因になる活性酸素から体を守る
- 血液中の悪玉コレステロールの発生を減少させる
- 血行不良による症状を改善する
1日の摂取量
2015年版食事摂取基準では、1日当たりのビタミンEの摂取の目安を18歳以上の男性で6.5㎎、18歳以上の女性で6.0㎎と設定しています。
ビタミンEが多く含まれる食品は?
ビタミンEは、ナッツ類(アーモンド)、植物油(ひまわり油、綿実油、サフラワー油)、魚介類(うなぎのかばやき、キングサーモン、マグロ油漬け缶)、野菜(かぼちゃ、モロヘイヤ)などに多く含まれます。
摂取するときのポイント
抗酸化作用を持つビタミンC、ビタミンAと一緒に摂取すると効果的です。
活性酸素から血管や細胞を守り、老化を防ぐ力が非常に強いので、健康を保つためだけでなく美しい肌を維持する点でも大切です。